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四七 イエズスは命のパンの約束をされた


 ふしぎなパンをおなかいっぱい食べた群衆は、つぎの日、イエズスさまを尋ねて、カファルナウムで見つけました。イエズスさまはかれらに、「あなたがたが私を尋ねているのは、パンをおなかいっぱい食べたからだ。しかし朽ちる食べもののためにではなく、永遠の命のパンのために働くがよい。私がそれをあげよう」とおっしゃいました。

 群衆は「主よ、そのパンをいつも、私たちにください」とお願いしました。

 するとイエズスさまは答えられました、「私がその命のパンである。私があなたがたにあげるパンは、私の肉である。私の肉はまことの食べもの、私の血はまことの飲みものである。私の肉を食べ、私の血を飲むものは、永遠に生きることができる。」

 この答えを聞いた多くの人々は、それを信じませんでした。弟子たちのうちにさえ、多くの者は、「これはひどいことばだ、だれがそんなことを聞いておられようか」と言って、イエズスさまを離れてゆきました。そこでイエズスさまは十二人の弟子に向かって、「おまえたちも私を離れて行こうとするのか」とお尋ねになりました。するとシモン・ペトロが答えました、「主よ、私たちはだれの所へ行きましょう。私たちは、あなたが神さまのおん子であることを信じ、また知っています。」

一 聖歌  カトリック聖歌集61  わがたまのかて


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